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シンポジウム~東海地震と浜岡原発~ありがとう

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シンポジウム~東海地震と浜岡原発~ありがとう

東海地震と浜岡原発~今私たちに出来る事のシンポジウム終了しました。

地震は、家具を固定してみたり、水や非常食や非常用トイレを買ってみたり、逃げるにはどうしたらいいか?って考えてみる事が出来ます。

原発震災は、フクシマの事故も踏まえて、ヨウ素を購入してみたり、マスクやかっぱや家にこもるためのガムテを用意してみたり。

だけど、この二つってだいたい一度にやってくるのよね・・・。ってのを考えだすと、怖いし、思考も停止。あと、故郷を追われてしまった人の悲しみがどどっと押し寄せてきたり、何度も泣きながら私の役割「市民パネリストとして、今の現状を一ミリでも変えられるような質問を投げかける」という事をずーっと考えてきました。

当日、控室でパネリストの静岡県防災センターの所長さん、牧之原市長さん、浜岡の設計者さん、地震学の専門家さんとご挨拶させていただいて、感動。な~~んだ。みんな原発は止めないと防災計画はあり得ないって盛り上がってる~~。

☆印象深かったこと☆

福島の事故を受けて、非難しないといけない範囲の定義ががどんどん広がっているそうです。まだまだ国の指針がきちんと決まっていなくて県としても動きにくいようですが、改善の余地がたくさんあります。(だって、本気で住民の安全考えてらっしゃるもの)

今、とりあえず浜岡原発は止まっていて、止まっている状態だと危険な状態になるまでに「かなり時間が稼げる」そうです。

牧之原の市長さんは、かなり危機感を持ってらして、ヨウ素剤の配布もかなり突っ込んだところまで考えてらっしゃいます。組長さんレベルで線量計も配布されるそうです。(これ素敵でしょ)
あと、他の県のいろんなところとお友達関係結んでて、「何かあったらよろしくね」対策もかなり練られてます。

使用済み核廃棄物の保管ですが、水で冷やすのではなく、乾式貯蔵という方法があるそうです。そう、水はなくなるけど空気はなくならない。だから、建物の中の空気で冷やすの。扇風機みたいなイメージかな?この方法だと東京のど真ん中に燃料棒を置いても大丈夫だそうです。

原発の耐震設計は横揺れに対しては理論上はいくらでも丈夫に出来るそうです。が、縦揺れで基礎部分に段差が出来たら・・・。設計された先生も「逃げます。無理です」だそうです。

と、他にも素敵なお話いっぱい聞けましたが、皆さんおっしゃること・・・。

「防災考えたら、原発ムリだから」

だ・・・だよね。多分そうなったら思考停止してしまうかもと、感じました。そして、福島の事故もまだまだ解決していない事も改めて痛感。

ということで、You Tubeに画像がアップされています。長いですが、どれも「ためになるなぁ」なお話なので、良ければごらんになってね。シンポジウムのサイトに動画があります。

http://shizuokamirai.jimdo.com/シンポジウム録画/



 
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