なちゅらるな生活を楽しむ「かえるの会」

松葉は凄い！一年中碧く茂り、枝っぷりを見れば去年までの枝、今年新しく生まれ出てきてくれた若い枝が一目瞭然なのです。

って事は、古い松葉は知っている・・・。

原発震災を。人間の欲も。勝手なところも。

新しい松葉は子どもたち、赤ちゃんと一緒。ゴールデンウィーク位から生まれるので、知らないの。原発震災が何だったかを。

何も言わずにただそこで放射性物質をあびてもたたずみ続ける。「松さん少し私達に知恵を貸してね」と９月１日静岡放射能汚染測定室顧問で京都大の河野さんのお伴で最寄りの浜北区の結構有名な公園の去年の枝と今年の枝をいただきました。（ちゃんと許可取ったよん）
なんだか福島から微妙な良いんだか悪いんだかよく分からん位置にある静岡の松葉の汚染度を測らせてね。って。

採取から半月～河野さんから「結果出たよ」と連絡が

（古い葉）
Cs-134 : 12.7 Bq/kg・生 ± 4.7%
Cs-137 : 14.5 Bq/kg・生 ± 3.8%
Cs-134+137 : 27.2 Bq/kg・生

（2011年葉：新しい葉）
Cs-134 : 0.2 Bq/kg・生 ± 80.6%　　
Cs-137 : 0.3 Bq/kg・生 ± 49.3%　
Cs-134+137 : 0.5 Bq/kg・生　


ほぉぉ。そうなのかぁ？細かい値はどうか分からんけど、あり？新しい枝の方がなんか値少なくない？？？って、どういう事？？？

測ったからすぐに理解できるってのじゃなかったのね。ははは。ちんぷんかんぷんとは私のために作られた言葉かも。

ということで、またまたヒントをいただいてしまいましたので、みなさんとシェアしますね。


★環境試料（検査・分析などに用いる材料。）の測定なので２～３倍の差は同じと考える。

★新しい葉になるとぐぐぐんとセシウム１３４．１３７の検出率は低くなって行きます。
ってことは、汚染した空気は地面をあまり汚染せずに通り過ぎたか、周辺地面がアスファルト、コンクリートで覆われているので地面に落ちた放射能が雨で洗われただろう。

★→、近辺の野菜は放射能が風で舞い上がって野菜につく事は考えにくいので、その辺でとれる野菜の汚染度は低いだろう。

★公園近辺の木の葉は、同じ条件なので松葉と同じくらいの汚染度。（新しい葉っぱも交じってるから、それは汚染されてない）

★注意するのは落ち葉が落ちる季節。

★どんぐりは、原発震災を知らないので綺麗。（けど、結局下に落ちてるって事は、ある程度注意した方がいいのかな？）

★来年の木の葉はこのままだと綺麗な予定。（浜岡ちゃぁぁん。頼むよ。引退してちょ）

と、松葉の測定だけでこれだけの情報が得られちゃうのでした。

ああ、もっと勉強しとけばよかったなぁ。

やりとりの中で河野さんに何度も教えていただいた事。

外遊びしたら、必ず手を洗おう。放射能を移動させるのは人の手。

掃除は出来るだけ拭き掃除しよう。玄関もね。

想像力を働かせて。と。

情報を知って考え、生活の中で実行して行くだけで子ども達を被爆から遠ざける事が出来るんですもの。母ちゃん頑張ります！

河野さんのブログ、静岡県の結果発表は「こちら」他にも、全国の汚染度あるので、参考にしてね。